ご法事・ご法要の服装(初七日・一周忌・三回忌)
ご法事・ご法要は招かれた場合の服装について(初七日・一周忌・三回忌)
ご法事やご法要の場合、ご葬儀と違い、喪服でいいのか迷ってしまうことが多いです。
一般的には親族以外の参列者は黒や地味な色のスーツ・ワンピース等の「略式礼服」を着用します。七回忌以降は、平服(普段の服装)でも問題はありませんが、ラフな服装はやめた方がいいでしょう。
礼服の分類は、
・正礼服…モーニングコート・準礼服…タキシード
・略式礼服…黒のスーツ・濃紺や濃いグレーなどの地味な色のスーツとなります。
男性・女性の服装について
■男性の服装
初七日~一周忌の頃まで
喪服・略礼服…黒のスーツ・黒のネクタイ・白のワイシャツ・黒の靴下・黒の靴
三回忌以降
ダークスーツ…黒/グレー/濃紺/のスーツ・黒のネクタイ・白のワイシャツ・黒の靴下・黒の靴
※三回忌以降は、案内状にも「平服でお越し下さい」と言った記載がある場合がありますが、カジュアルすぎる服装はNGです。グレーや、紺などのダークスーツが良いです。ポケットチーフは白か入れなくても大丈夫です。
※冬に行われる場合、コートを着用して行く場合、会場に入る前に脱ぐのがマナーです。自宅で法要を行う場合、玄関に入る前に脱いでおきましょう。
※男性のタブーな服装、装飾は、革ジャンや爬虫類のベルトなどの皮革製品は殺生を連想するのでNGです。他にも、光り物(金時計や金色のネックレス、金色のベルトのバックルなども相応しくありません。とにかく、派手な色の服装、光る時計やアクセサリー等の着用はさけましょう。
■女性の服装
初七日~一周忌の頃まで
喪服…黒のワンピースやスーツ、アンサンブルなど・黒のストッキング・黒の靴・黒のバック(ゴールドなどの装飾にないもの)
三回忌以降
ワンピース、スーツ、アンサンブルなど…
色は黒・グレー・濃紺・黒のストッキング・黒の靴・黒のバック
※女性のタブーな服装は・装飾毛皮、皮革製品のコートなどは殺生を連想させるのでNGです。
※靴はサンダル、ミュールなどつま先が出るものはNGです。
※ブーツもマナー違反になりますが、冬の寒い時期に、どうしてもという場合は、履き替え様の黒い靴を持っていき、会場に着く直前に履き替えましょう。光り物はNGですが、結婚指輪やパール、オニキス、黒の髪飾りなどはOKです。
お子様・学生の服装について
お子様の服装は、学校の制服が正式な喪服になりますので、制服がある場合は制服を着用します。ただし、着崩すと、礼を欠いている事になりますので気をつけましょう。
制服がないお子様の場合は、
男の子…ブレザー(黒・紺・グレー)ズボン(黒・紺・グレー)シャツ(白)
女の子…ブレザー(黒・紺・グレー)スカート(黒・紺・グレー)ブラウス(白)ワンピース(黒・紺・グレー)などもOKです。
※三回忌以降は、地味な服装であれば制服以外でも大丈夫です。指定の制服がない場合は、紺やグレーなど落ち着いた色味の服で、男の子なら、上は白無地のシャツにブレザーなどの上着、下はズボン。女の子は、黒や地味な色のワンピースがいいでしょう。靴も黒などの地味な色にするか、学生らしい白、濃、黒のスニーカーでしたら大丈夫でしょう。
※お子様のタブーな服装は、他と同様、派手な色、カジュアルな服装はNGです。
女の子の服装は、柄物、リボンやフリルなどのそうしょくがついた服装はさけましょう。
露出の多い服装もNG。裸足もNGなので、ソックスをはきましょう。靴もサンダル、ミュールもNGです。